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痛風・高尿酸血症

痛風とは?

痛風発作の原因は尿酸という物質です。尿酸はどんな人のからだの中にも一定量あって、血液などの体液に溶けて循環し、尿の中に濾し取られて捨てられます。ところが、何らかの原因で血液中の尿酸の濃度が上昇して飽和濃度を越えると、からだの中に蓄積してきます。溶けなくなった尿酸はナトリウムと塩(えん)を作り、結晶になります。尿酸の濃度が高い状態が続くと、この尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着してきます。痛風発作は、尿酸塩に対してからだの防御機構である白血球が反応し、攻撃する時に起こります。 尿酸塩が関節に溜まると痛風発作になりますが、他の臓器にも溜まります。なかでも腎臓には尿酸が溜まりやすく、痛風発作のある人は腎機能に注意が必要です。さらに、痛風の患者さんでは心筋梗塞や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高いのです。

痛風・高尿酸血症の治療

高尿酸血症の治療は生活習慣の修正、尿路管理、尿酸降下療法の3つが中心になります。
日本痛風・核酸代謝学会の高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインでは従来からの専門家の合意である「6-7-8のルール」(高尿酸血症7.0mg/dL、薬物療法開始基準8.0mg/dL、コントロール目標6.0mg/dL以下)に準じています。

痛風を防ぐ生活習慣の修正

肥満の解消

肥満の解消により内臓脂肪蓄積やインスリン抵抗性といった動脈硬化の最上流の危険因子を改善します。

食事療法

糖尿病治療食に準じた摂取カロリーの適正化は肥満の解消に大切です。 食品100g当たりプリン体を200mg以上含むものを高プリン食といい、動物の内臓、魚の干物、乾物に多いので避けるようにし、1日のプリン体が400mgを越えないようにしましょう。

水分は十分にとり、尿をアルカリ化する食品を多くとりましょう。水分は尿酸の排泄を促進します。
1日2リットルの尿量が目安です。
ただし心不全・腎不全の合併のある場合は摂取を注意しなければなりません。
また尿中の尿酸の溶解は酸性に傾くと低下し、腎障害や腎尿路結石を起こし易くするので尿をアルカリ化する食品を多く、酸性化する食品を控えめにしましょう。

アルコールはひかえめに。

尿酸の排泄を抑制したり、過剰につくったりします。清酒ならば1日1合、ウイスキーならばダブル1杯、ビールなら500ml程度はかまいませんが、週2日は禁酒しましょう。
また痛風発作の急性期の間は禁酒してください。

適度な運動

有酸素運動は血清尿酸値に影響せず体脂肪の減少、軽症高血圧の改善、HDL-コレステロール上昇、耐糖能など高尿酸血症に合併しやすい危険因子を改善します。

ストレスの解消

痛風・高尿酸血症の薬物療法

痛風関節炎の治療

痛風発作(痛風関節炎)には消炎鎮痛剤を使用します。薬剤としてはコルヒチン、非ステロイド系抗炎症薬、場合によりステロイド系抗炎症薬が用いられます。また痛風発作時に血清尿酸値を下げすぎると発作が増悪する場合が多いため、発作中にはふつう尿酸降下薬の投与は開始しません。

尿酸降下薬

一般的には数ヶ月食事療法をしても尿酸値が8~9mg/dLを超える場合にお薬を開始しますが、合併症の有無によっても異なります。ふつう治療による尿酸値の目標は6.0mg/dL以下となります。
尿酸降下薬には尿酸の尿への排泄を促進する尿酸排泄促進薬と体内の尿酸の生産をおさえる尿酸生成抑制薬の2種類があります。

尿路管理

高尿酸血症で早朝第一尿の尿pHの低下(6.0未満)がある場合や、尿酸排泄促進薬で治療する場合には尿路結石を生じやすいため、クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウムの配合剤である尿アルカリ化薬の投与により尿pHを6.0~7.0に保つことが大切です。
尿の濃縮とともに尿がよどんだ状態で結石が形成されやすいとされる就寝後起床までの夜間は尿pHが酸性側に強く傾き易いので、特に就寝前の尿アルカリ化薬の服用が推奨されています。尿アルカリ化薬としてはウラリットU(3~6g/日)などがあります。

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