お知らせ

スギ花粉症の舌下免疫療法(シダトレン)はオフシーズンのみに加療開始できます。


平成26年10月よりスギ花粉症に対する舌下免疫療法(シダトレン)の処方を開始しました。
舌下免疫療法をご希望の方は下記をお読みになりよくご理解をしていただいた上ではじめてください。
初回のみ予約制ですので電話予約をしてください。12歳以上が適応です。

安全に加療をすすめていくためにスギ花粉飛散シーズンには投薬の開始できません。
したがって投薬開始できるのは花粉症のオフシーズンの5月中旬から12月中旬までとなります。
スギ花粉症の診断する必要があります。
そのため治療開始前に、血液検査(RAST検査)を受け、スギ花粉の抗体が陽性であることを確認する必要があります。
最近スギアレルギーの血液検査(RAST検査)を受けられた方はデータを持参ください。
(初診で来院されても、当日からこの治療を開始することは出来ない可能性があります。)
スギ花粉による症状にくわえ原則スギの特異的IGEのクラス3+以上の方がこの加療の対象の目安となります。

投薬初回は院内投薬し院内で30分間、医師がアレルギーがでないことをを確認する必要がありますので院内滞在時間が1時間程度はかかります。

免疫治療は効果が出るのに時間がかかり、効果のある方は1年から2年かけて徐々に効果がでていきます。
効果の維持のため長期間(3年~5年)の毎日の服用が必要です。根気のいる加療法のため十分ご理解のうえお申し込みください。
その他、不明の点などは、診察の際、お聞き下さい。
適応と注意事項など参照ください。

1.免疫療法とは……….アレルギーの原因となる物質を少ない量から徐々に体内に入れて根本的に免疫治療しようという方法です。
シダトレンは注射ではなく、スギ花粉エキスを舌下に滴下して行う治療です。スギ花粉に対する治療なのでハウスダスト、ブタクサ、カモガヤなど他の原因のアレルギーに対しては効果がありません。

2. 適応…………スギ花粉症に適応がありますが、以下の人はできません。
スギ以外のアレルギー性鼻炎の人、12歳未満、重症気管支ぜんそく、癌の加療中の方、免疫系の病気の加療中の方、これまでにアレルゲンを使った検査でアレルギー症状を起こした人、
妊婦、授乳婦、口腔内に異常のある人、重症心疾患、肺疾患、
免疫抑制剤ステロイド加療中(効果が出ない可能性あり)、βブロッカー内服中のかた(アレルギーをおこしたとき治療に難渋する可能性あり)

65歳以上に関しては注意が必要です。(治験の段階では除外されていました。)

3. 治療効果…..すべての人に治療効果があるとは限りません。おおよそですが、2割が完治、6割が症状改善、2割は効果なしという結果です。
(効果のない方もあることをご理解ください)

4. 治療方法・期間……舌の下に薬液を入れたまま2分間保持した後に飲み込みます。(その後5分間は飲食不可) 服用前後2時間程度は激しい運動、アルコール摂取、入浴はできません。
効果が十分でるまでに2年程度、効果維持のためにも3~5年間毎日継続が必要です。
また、命に係わる重篤なショックが絶対ないとは断定できません。アレルギー(特に喘息の方)をお持ちの方は十分な加療の上、病状が安定していることが重要です。
喘息発作がでたとき、風邪をひいたとき、口内炎などの異常、抜歯などの治療を受けたときは服用について随時医師と相談になります。(一時的に投薬中止となります。)

5.副作用……..軽症と考えれる副作用は舌、口の腫れ、のど、耳鼻かゆみ、鼻閉、鼻汁などの花粉症症状、咳などです。重篤な副作用はアナフィラキシーショック(現在これまで治験などでの報告はありませんが、完全に否定されるものではありません)

6. そのほか……スギ花粉症にのみ適応がありますので、ハウスダストやブタクサ、カモガヤなどの花粉症に効果はありません。検査を行ったことのない方は採血検査が必要です。

副作用の点からスギ花粉症時期に開始することはできません。

シダトレンのホームページ参照はこちらから(http://www.torii-alg.jp/)

◆治療を開始する前に次の事項の確認をお願いたします。
(チェック項目)
□ スギ花粉症の症状に対してのみ治療効果があります。
□ スギ花粉の飛散時期以外も含め、長期間の治療を受けることが出来る。
□ スギ花粉の飛散期には、新たに治療を開始出来ない。
□ 1か月に1回(発売後1年間は2週間ごと)通院できる。(2014年10月の発売から1年間は2週間までしか処方できません。)
□ 毎日(舌下に2分間)服薬できる。
□ 治療の効果は個人差があるため、各人によりことなる。
□ 治療効果は継続するが、治療終了後効果が弱くなる可能性がある。
□ 副作用は、これまでの皮下免疫療法(SCIT)より重篤な(強い)副作用が起こりにくいという長所があるが、アナフィラキシ―などが起こる可能性がないわけではなく、その場合には対応が理解できる。

 

カテゴリ:お知らせ, 花粉症

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